翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「最後の桃白白」 アニメ『DRAGON BALL』第64話

「最後の桃白白」
アニメ『DRAGON BALL』第64話
1987年5月27日放送

 

原作の第92話「最後の桃白白」と第93話「孫悟空突撃」をアニメ化した話。

 

桃白白がカリン塔を登るアニオリ展開はなるほどと思った。
桃白白もウパも超聖水がタダの水で本当に大事なのはカリン様の修行なのを知らないので桃白白が超聖水を飲んだら形勢が逆転すると思うのだった。

 

カリン様と桃白白の駆け引きが面白い。カリン様は桃白白の人格に問題有りと見て強くならないように超聖水の効果を誤魔化したり黒い筋斗雲を渡したりして、一方の桃白白はカリン様が本物の超聖水を渡すように飲む前と後で自身の強さがどれだけ変わったのか分かるようにしたり偽者の超聖水を渡されないようにウパの命を脅しの材料に使ったりした。

 

原作でも悟空が桃白白の手の内を読む為にあえて攻撃を受け続ける場面があるが、アニメでは桃白白がカリン塔を登って自信を身に付ける展開があるので以前より強くなった桃白白が悟空を倒せるようになったかもしれないと言う場面になっている。(結果、桃白白にとっては「超聖水を飲んでも悟空には敵わない」とより絶望する状況になって、この後の命乞いからの不意打ちに繋がる事になる)

 

レッドリボン軍が妨害電波を発していたエピソードはいらなかったかな。ブルマが作ったドラゴンレーダーがそれで使用不能になって強化改造する事になるのなら悟空が使っているドラゴンレーダーも使用不能にならないとおかしいので。

 

悟空がレッドリボン軍の本部の位置を把握した時にこれまでのレッドリボン軍の関係者がフラッシュバックされるのはいよいよレッドリボン軍編がクライマックスに来たと言う感じがして盛り上がる演出であった。

 

「ゆけ悟空! 突撃開始」に続く。