shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「一年い組の誇りの段」 『忍たま乱太郎』24期第13話

「一年い組の誇りの段」
忍たま乱太郎』24期第13話
2016年4月20日放送

 

一年い組と言えばプライドが高くて一年は組を見下している印象があるが、そのい組の学級委員長である彦四郎はちょっと頼りないと言う設定。このギャップによってい組関連の話はパターンが増える事となった。ちゃんと数えてはいないのだが、彦四郎の「ちょっと頼りない学級委員長」と言うキャラが確立してからアニメオリジナルのい組関連の話は半分以上が彦四郎中心の話になっていると思う。

 

そのちょっと頼りない学級委員長である彦四郎だが学級委員長委員会では仕事が出来て頼りになる存在らしい。庄左ヱ門が嘘や方便を使うとは思えないのでこれは事実なのであろう。では、どうして彦四郎はい組関連ではミスが多いのか。
今回の話にもあったが彦四郎の話では伝七や左吉が彦四郎に不平不満を言う話が多い。ひょっとしたら彦四郎はミスを犯して伝七や左吉に不平不満を言われるのを恐れるあまり逆にミスを犯してしまうと言う悪循環に陥っているのではないだろうか? 学校や職場で普段なら出来る問題や仕事が教師や上司に注意されるのを気にして失敗してしまうのと同じパターン。
今回の話で庄左ヱ門はしんべヱの言い間違いにも怒ったりする事無く適切に修正を行っていた。おそらく学級委員長委員会でも彦四郎に間違いを指摘して怒ると言う事は無いのであろう。そして彦四郎もその環境では伸び伸びとミスする事無く仕事を行う事が出来ると言うわけだ。
今回の話のオチにもあったように彦四郎は自分で会議を呼びかけていながら天井裏のネズミが気になって結局は会議自体を忘れてしまっている。ところで、劇中では語られていないが、そもそも彦四郎はどうして天井裏のネズミを気にしたのだろうか? おそらくだが、天井裏のネズミがうるさかったら会議の邪魔になると考え、一年い組の学級委員長として完璧な会議を進行する為にネズミを追い出そうと考えたのだろう。
そんなわけで、彦四郎のい組関連でのミスを減らすにはまず彦四郎が多少のミスを犯しても口煩く怒るのではなく、もう少し伸び伸びと仕事を出来る環境を作る事だと思う。

 

庄左ヱ門は「一年は組の学級委員長」としての数々の話を見て分かるように「自分の所属するグループ」を大切にするところがある。今回の話で伝七が「一年い組」として彦四郎に愚痴を言ったのに対して「学級委員長委員会」として反論したのもそうなのだろう。
今回は「自分達と同じ一年い組の学級委員長」だからこそ彦四郎に対して文句も言いたくなる伝七と「自分と同じ学級委員長」だからこそ彦四郎にフォローを入れたくなる庄左ヱ門と主人公なので話に巻き込まれてしまった乱太郎達と言う話でもあった。

 

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