「アラビアの雪の段」
『忍たま乱太郎』24期第46話
2013年6月6日放送
今回は『忍たま』を構成する要素の一つである「うんちく」の話。
『忍たま』は主に「ギャグ」「キャラクター」「うんちく」の三つで構成されていて、その中の「うんちく」は原作ベースの話に多い。尼子さんのしっかりとした時代考証が見られ、番組の対象年齢より上の年齢の人が見てもうならされる話となっている。
今回は火薬委員会の話。
ホウキタケ忍者相手に先陣を切って戦おうとする兵助は代理とは言え火薬委員会を預かるリーダーとしての力強さがある。
その兵助を差し置いて実際に戦ったのはタカ丸。
タカ丸は四年生ではあるが年齢は六年生と同じで兵助より年上。剣豪相手に辻刈りをしていた事で実戦経験も豊富で今回もホウキタケ忍者二人を相手に圧勝すると、実は忍たまの中でも実力はトップクラス。
しかし、これでは今度はホウキタケ忍者の恨みを買ってしまった気がする。のほほんとした見た目とは逆にかなり多くのプロ忍から恨みを買っているんだよな……。
兵助を差し置いて自分が戦おうとした時、タカ丸の一人称が「俺」になっていた。その後はいつもの穏やかな口調に戻っているのだが、ちょっとだけ、辻刈り時代のタカ丸が戻ってきたような感じだった。
最後は色々な委員会から勧誘を受ける守一郎の話。
守一郎は火薬に関する知識は無いが、それ以外についてはちゃんと忍術を知っているので、委員会からしたら喉から手が出るほど欲しい人材。
さらりと流されたのだけれど、不老不死の薬を作るつもりが毒や火薬を作ってしまって命を落としたって笑い話にならないなぁ……。
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