「落雷に注意の段」
『忍たま乱太郎』24期第45話
2016年6月3日放送
前回の続き。
う~ん。実を言うと今回の話はちょっと引っかかる。
雷雨になったので伊作を始めとする保健委員会は大木の下で小休止するのだが、大木の下での小休止は色々と危険なので、文次郎率いる会計委員会が注意すると言うのが今回の話。
今回の伊作は忍術学園の最上級生とは思えないほど軽率で不用心な行動を取っていて、下級生を率いる委員長として不安を感じる。伊作は確かに危機に陥る事が多いが、それはあくまで「不運」だからであって、今回のように「不用心」だからではないと思うのだが、雑渡昆奈門や文次郎や留三郎が伊作を助ける展開を入れる為に伊作が問題行動を起こす事が度々ある。
個人的には伊作は「不運」であっても優秀な忍たまであってほしい。小説でも「技のキレは六年生一」と紹介されていたし。
技の解説に出た尊奈門に対して「たまには活躍を見せようと出てきた」と言う乱太郎と伏木蔵。ここは原作での「前回出番が無かった」と言う台詞より痛烈。子供って素直故に怖い。
「落第忍者乱太郎」と「落雷忍者乱太郎」をかけたギャグはアニメしか知らない人には分からないネタなのでは?
原作ではここに守一郎がいたので、アニメでもここで笑ってほしかったなぁ。
「いっしょに来た山賊の段」や今回の前後編を見て思ったのだが、文次郎ってなんだかんだ言って面倒見が良い先輩だよね。
決断力のある方向音痴の左門をジャンプして捕まえた場面が格好良かった。
「アラビアの雪の段」に進む。