「同室のはげましの段」
『忍たま乱太郎』21期第71話
2013年7月8日放送
同室シリーズ。
いきなり保健委員会の伏木蔵、左近、数馬の3人が乱太郎と伊作を睨み付ける場面から始まる。あまり怒っているところが見られない伏木蔵達の不機嫌な顔はインパクト大。
乱太郎と伊作はいつも不運なのだが同室シリーズだといつも以上に不運を自覚して思い詰めるところがある。
こう言う「元々ある属性や性格をやや大袈裟に描く」と言うのは『忍たま』でよくある展開なのだが、浦沢さんの回だとテンションが高くなるのに対して、阪口さんが担当した今回は乱太郎と伊作のテンションが低くなっていると言う違いがある。
今回の乱太郎と伊作は不運な出来事に遭わなかったが代わりに二人を心配して見に来た留三郎が不運に見舞われてしまった。
これは乱太郎と伊作が「笑えば不運に遭わない」と強く思い込む事で不運から逃げられたのに対し、留三郎は「何か不運な事が起きるのではないか」とずっと考えていたので不運を呼び込んでしまったと言う事かな。
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