「あきらめさせての段」
『忍たま乱太郎』18期第55話
2010年6月25日放送
子供の将来の夢は「こうなりたいと思う人」がいる事が大事。たとえば将来の夢がプロ野球選手と言う子供は頭の中に格好いいプロ野球選手の姿を思い浮かべている。逆に「こうなりたくない人」がいるものを将来の夢にするのは難しい。今回だと剣豪を目指す子供は牧之介の姿を見て剣豪になる夢を捨ててしまった。
今回の話は子供だとまだ遥か先の将来の話なのだが大人だと現実的な問題となってしまう。牧之介はしんべヱのパパがしんべヱを貿易商の跡取りにするのを諦めさせる為に「貿易商を夢見たが落ちぶれてしまった姿」を見せるが、既に貿易商として家族や多くの従業員を養っているしんべヱのパパにとって「いつか落ちぶれる」と言うのはシャレにならない現実的な問題となってしまったのだった。
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