「死闘九 -スーパー宝貝『盤古幡』-」
『封神演義』第143回
七つのスーパー宝貝が雷公鞭、太極図、金蛟剪、傾世元禳、禁鞭、六魂幡、盤古幡である事が判明。偶然かもしれないけれど、元始天尊と通天教主の所有宝貝がどちらも同じ「幡」だったり、太公望と申公豹と聞仲は同じ「鞭」だったりするのが中々に興味深い。
元始天尊が今まで戦っていなかったのは封神フィールドを常に張り続けている為であった。元始天尊のような「実は戦えば強いキャラ」を終盤まで戦わせなかった理由付けがちゃんとあるのが良い。
元始天尊の盤古幡で重力千倍を作り出すのも凄いが、重力千倍でブラックホール化した場を弾き返す聞仲も凄すぎる。どれだけ凄いか説明すると『ドラゴンボール』で孫悟空やベジータが修行した場は重力300倍が最大だったと言えば分かるだろうか。下手すればこの時の聞仲は原作時の悟空やベジータより強かった可能性すらある。(今は超サイヤ人ゴッドや超サイヤ人ブルーに界王拳を上乗せ出来るようになったのでまた状況は違っているけれど)
そう言えば竜吉公主は元始天尊の事を「元始天尊様」と呼んでいない。会話を聞くに二人の立場は対等に近いのかな?
「死闘十 -元始天尊 王天君にグリグリされる-」に続く。