「グレート・マザー② -肉体-」
『封神演義』第196回
万仙陣によって魂魄体の女媧にも宝貝の攻撃が通じるようになって燃燈道人達の反撃が始まる!
燃燈道人の盤古幡は何故かこの時は「万古幡」となっている。重力万倍を使えるので「万」の字が使われたのかな?
それにしても「重力万倍」って……。『ドラゴンボール』の終盤でも300倍とか400倍の世界だったと言うのに……。
金蛟剪は雲霄三姉妹の出す白と黒の龍、趙公明の出す虹色の龍、そして今回の話で哪吒が出した黄金の龍と三つの形態があって金色の龍が最も強いらしい。(趙公明も1匹の巨大龍を出せるが、哪吒が出した龍とは色や形が異なっていた)
亜空間での何年もの特訓で聞仲を越える力を手に入れた張奎。
亜空間での地獄とは何だったのかなと思ったが、真っ暗闇の中に閉じ込められると言うのが地獄だったのかもしれない。状況は全く違うが聞仲も「孤独」に身を置く中で強くなっていったので、禁鞭は孤独な戦士に力を貸すのかもしれない。
怠惰スーツを壊されて珍しく怒った太上老君。
こんなに動く彼が見られるのはおそらくこの場面だけであろう。それで良いのか?と言う感じはするが……。
すぐ近くの太公望の背中に女媧の本体がいながら発見できなかった武吉。太公望の魂の匂いを判別できる彼には珍しいミス。おそらくこれは同じ始祖として太公望と女媧の魂の匂いが似ていたのではないだろうか。
「グレート・マザー③ -妲己ちゃんの秘密-」に続く。