「金吾のスランプの段」
『忍たま乱太郎』25期第33話
2017年5月24日放送
金吾は考えすぎるところがある。しんべヱに負けたのも考えすぎから来る自滅だったし、乱太郎達に相談する時も事態の悪化を考えたし、は組の皆が出すスランプ脱出の提案も一つ一つ考えて否定していった。
そこで庄左ヱ門が考えたスランプ脱出の策とは「金吾に考えさせない事」であった。は組の皆が全力で剣を打ち込んできたので金吾は考えるよりもまず応戦しなくてはいけなくなった。そして考えるよりもまず体を動かした金吾はいつの間にか満足してスランプからも脱出していた。
今回の庄左ヱ門は金吾の性格を汲み取ってスランプ脱出の策を考えると立派な一年は組のリーダーであった。あまりペラペラ喋らず必要な事だけを述べた今回の庄左ヱ門は「無口なリーダーの段」で参考にした長次の要素を上手く使いこなせていたと言える。
他の人には喋らないと言っていながら結局は一年は組の皆に金吾のスランプの事を喋ってしまった乱太郎達には思わず「オイオイ……」であったが、あそこで皆に相談していなかったら金吾はスランプから脱出する事は無かった。やっぱり問題や悩み事は相談する相手が多いほど解決しやすいものなのかな?
個人的に目を開けたまま寝ていたしんべヱの顔がツボにはまった。
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