「思い違い厳禁の段」
『忍たま乱太郎』21期第32話
2013年5月14日放送
恒例の厳禁シリーズ。
今回も立花仙蔵先輩のサラサラヘアーにスタッフの気合いが入りまくっている。
しんべヱ&喜三太との対比もあるのだが、仙蔵の実力が凄い事になっている。
しんべヱ「こんな所で先輩に会えるとは!」、
喜三太「いやぁ、世間って狭いものなんですね」、
仙蔵(あぁ、狭い! 狭すぎる!!)。
このシリーズの導入部分を一言で表す台詞だ。
しんべヱって留三郎より仙蔵に怒られている回数の方が多いはずなんだけれど、「怖い先輩」と言う話になったら仙蔵ではなくて留三郎を頭に思い浮かべる事が多いんだよな。どうしてなんだろう?
仙蔵は「ケチな城でも自分ほどの実力者なら雇うはず」と思っていたが、逆に城主達に「実力者ならどの城でも雇ってもらえるはずなのに、わざわざケチで有名な城に雇ってほしいと言ってきたのは間者だからだ」と怪しまれてしまう。
城主に問い詰められた仙蔵は「手柄を立てずに高望みする方がおかしいので自分はしない」「自分が手柄を立てたら雇った城主の手柄にもなる」と言って逆に城主を説得をするのだが、よく聞くと最初に城主が怪しんだ「他の城にも雇ってもらえるはずなのに、わざわざケチなこの城を選んだ理由」は答えていなかったりする。自分に不利な話は勢いで押し切り論点をズラして自分に有利な話に持ってくところが実に上手かった。
「心が広いの段」に進む。