「消えた兵糧の段」
『忍たま乱太郎』23期第25話
2015年5月1日放送
前回の続き。
前回の感想で書いたように今回は「一年は組と雑渡昆奈門が仲間」と言う構図になっているのだが、謎解きが終わると実は「一年は組と浜守一郎にとって最大の敵は雑渡昆奈門であった」と言う事が判明する。
と言うのも守一郎の目的はかつて一夜で落城したホドホド城を今度は長期間籠城する事で曾じいちゃんの汚名をそそぐで、一年は組も追試の代わりにホドホド城で籠城する事になったのだが、そのホドホド城を落とそうとしていたのは外から来るドクササコではなく実は内にいたタソガレドキであった。この事実に気付けなかった為、守一郎と一年は組は外から来る侵入者を警戒している間に内にいるタソガレドキにホドホド城を破壊する準備を終えられてしまった。
そう考えると前回の「いつも曲者である昆奈門が今回は一年は組の仲間で、忍術学園の六年生が今回は曲者として扱われる」と言う構図自体が昆奈門が仕組んだ罠であった事が分かる。
それにしても守一郎の事情を聞いた上で再び一夜でホドホド城を崩壊させた昆奈門さんは恐ろしい人だ。
土井先生が押都長烈のお面を借りるのだが、ひょっとして、土井先生は押都長烈の素顔を見たのかな。なんか押都長烈が顔を隠しているようには見えなかったのだが。
最後の場面は大塚周夫さんの逝去を受けてエピローグ風にまとめられたらしい。
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