「髪結いに行くの段」
『忍たま乱太郎』16期第2話
2008年4月1日放送
前回の続き。
きり丸は休みの間は小松田さんの実家の扇子屋でアルバイトをしていた。
ここで扇子を作るには様々な工程がある事、そして完成前の扇子を求める変な注文があった事が語られる。
小松田さんの兄である小松田優作さんはその変な注文を断るが、小松田さんはその注文に何の疑問も抱かずに受けてしまう。その話を聞いた土井先生は「気が付かないのか、あのアホ……」とぼやく。最近は穏やかになってきた印象のある土井先生だが、さすがに愚痴が出た。
きり丸は変な注文をした客の事をあまり覚えていないと言ったが実はかなり細かく覚えていた。まぁ、あの顔だったら一発で覚えるよな。
そして乱太郎の特技である絵の才能が如何無く発揮される。話を聞いただけで正確な似顔絵を描けると言うのは実は忍者としてかなり使える能力だと思う。
久し振りに髪を洗ったら爆発した頭になってしまった玄南は髪結いであるタカ丸の所に髪を切りに行く事に。
普段の玄南は師匠の灰洲井溝に髪を切ってもらっていたとの事。ほほえましい光景かと思いきや実際は鎌で草刈りのように切ると言う物騒極まりないものであった。
戸部先生もだが剣豪の師匠は弟子思いなのは良いのだが「この人は家庭生活には向いていないよな……」と感じる行動を取る事が多い。
タカ丸は基本的には穏やかなのだが髪が傷んでいる土井先生にだけ当たりが厳しい。そこまで気になるのならトリートメントの仕方を教えてあげてよと思えてくる。でも、土井先生はそう言うのにあまり関心が無いんだろうなぁ……。きり丸はケチなだけで実は関心がありそうなのだが。
小松田屋と斉藤家に来た変な顔の男が忍者だと見抜いて後を尾けていった斉藤幸隆。
元忍者と言っても話を聞くとかなり昔に忍者の仕事はしなくなっていたはずなので、十数年と言うブランクがありながらこれだけの能力を持っているのに驚く。カリスマ髪結いであるが忍者の才能もかなりのものだったんだろうな。
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