翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「土井先生の出張の段」 『忍たま乱太郎』25期第26話

「土井先生の出張の段」
忍たま乱太郎』25期第26話
2017年5月15日放送

 

「土井先生の出張の段」となっているが土井半助の「先生」以外の部分が描かれた話となった。

 

まずは「忍者」の部分で、これはトフンタケの出城の調査によって描かれた。24期の「土井半助を追えの段」もだったが忍術学園の先生達は乱太郎達の知らない所で状況の調査をしたり様々な工作を行ったりしている。これによって忍術学園周辺の平穏が守られる事となり、乱太郎達忍たまは安全に忍術の勉強をする事が出来ている。(そう考えると忍務関係は「忍者」としてでもあり「先生」としてでもあると言えるのかな)

 

今回の話でもう一つ描かれた土井半助の「先生」以外の部分は「きり丸の家族」で、出城の調査が無ければ土井先生は「忍術学園の休日を利用して」きり丸のアルバイトを手伝う予定だった。つまり、忍術学園の「先生」としてではなく「きり丸の家族」としてアルバイトを手伝う予定だったのだ。
今回の話は土井先生の「忍者」の部分が印象に残るが、土井先生はトフンタケの出城の調査が終わった後、正体を隠してきり丸のアルバイトを手伝っている。実を言えば今の土井先生は誰に変装しようが「本来は出城にいない人物」なので誰かに正体を見破られる恐れがあり、本来ならすぐさま出城を去るべきであった。しかし、それでもきり丸のアルバイトを手伝ってしまったのは「忍者」としてではなく「きり丸の家族」としてだったと考えられる。
さて、一見すると変装してきり丸のアルバイトを手伝う土井先生の姿は優しくてホノボノとしたものではあるが実はかなり危ない行動であった。と言うのも「きり丸のアルバイトを手伝っている途中で土井先生が侵入者だとバレた場合、本来は無関係であったきり丸達も侵入者の仲間と疑われる恐れがあった」のだ。土井先生からすれば「家族」としてきり丸のアルバイトを手伝ったのかもしれないが、その「家族」が土井先生自身やきり丸達を危険に陥れる恐れがあった。(土井先生なら何かあってもきり丸達を連れて逃げる実力と自信があったと思うが)

 

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