shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「石琵琶の妖怪」 『封神演義』第4回 

「石琵琶の妖怪」
封神演義』第4回

 

太公望の演技に何度も引っかかっている姿を見て、王貴人って騙し合いに向いていないよな……と思う話。やはり彼女は圧倒的な力で正面からグイグイ押し込んでいく方が性に合っている。

 

王貴人の紫綬羽衣は太公望の打神鞭の攻撃を無効化していた。紫綬羽衣は熱に弱いのだが太公望は火竜鏢をまだ扱えないので、人工的に火花を作ってそれに風を送って火炎を作ると言う方法しか攻撃手段が無かった。なので、王貴人は空を飛んだまま上空から毒の粉を降らし続けていれば太公望に勝っていた可能性が高い。

 

王貴人が遠距離から毒の粉を降らし続けていれば勝てていたのなら、逆に太公望は王貴人を近距離にまで引き寄せなくては勝てないとなる。
まず太公望は打神鞭最大出力で竜巻を起こして毒の粉を吹き飛ばす。ここで申公豹が見立てたより大幅に短い時間で太公望は力尽きてしまうが、後に楊戩がこの戦いで太公望はまだ本気を出していなかったと言っているので、ここはわざと力尽きたように見せたと考えられる。太公望が力尽きたと思った王貴人は地上に降りて近付いて来たので、太公望は力尽きた姿を見せて王貴人を油断させたのだろう。
この時点で太公望は紫綬羽衣の弱点が熱である事に気付いていたが王貴人が妲己の妹だと言う事までは知らなかったので、当初の予定では王貴人を不意打ちしてそのまま封神してしまうつもりだったと考えられる。

 

王貴人は太公望を仲間に引き込めば仙人界すら支配出来るかもと考えるのだが、これが命取りになってしまう。
この時に王貴人が考えた妲己太公望のコンビは劇中では実現していないが、後に太公望と同一人物の王天君が妲己の仲間として登場しているので、ここで妲己太公望のコンビが実現したと言える。

 

宮中孤軍」に続く。