「伏木蔵の推理の段」
『忍たま乱太郎』19期第69話
2011年7月8日放送
「スリルとサスペンス~」が口癖の伏木蔵主役回。
これまでは「かなりヤバい状況でもそれを楽しめちゃう伏木蔵」と言う描写だったが今回の話では「自らスリルとサスペンスを求める伏木蔵」と言う展開になっている。こういう思い込みが強くて自分から事件に飛び込んでいく性格は主人公向きと言える。(むしろ、主人公でありながらそう言った部分が無い乱太郎の方が子供向けでは異色とも言える)
作法委員会所属で生首フィギュアに見慣れているはずの藤内であったが、油断していたのもあって倉庫の中にあった生首フィギュアに驚いてしまう。
ここは「予習を基本としている」=「予想できない事に関しては対処できない」として、藤内らしい展開であった。
オチは予想したのとはちょっと違ったものであった。
最初から引っ張っていた藤内の謎は途中で解明され、最後は新たなスリルとサスペンスを求めて乱太郎達を尾行する伏木蔵となっている。これはあくまで今回の話のテーマが「スリルとサスペンスを求める伏木蔵」であったからと思われる。
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