翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「ふぶ鬼の家庭教師の段」 『忍たま乱太郎』20期第59話

「ふぶ鬼の家庭教師の段」
忍たま乱太郎』20期第59話
2012年6月22日放送

 

風鬼ふぶ鬼親子と利吉さんの話。
利吉さんは「忍者の子供」なのでふぶ鬼の気持ちが分かるのだけれど、今は大人になったので「忍者の親」の風鬼の気持ちも分かるようになった。
利吉さんが自分の親である山田先生に素直に感謝の気持ちを述べる事はあまり無いが、今回の風鬼への対応を通して利吉さんの父親への気持ちを感じる事が出来る。

 

忍者である乱太郎の父ちゃんだけでなく忍者ではないしんべヱのパパも息子に忍術を教えようとしていた。父親って息子に格好良いところを見せたいものなんだな。
風鬼の大変なところは自分の忍者としてのレベルが高くない事を自覚しているところ。なので自分に自信が持てず、自分以外の誰かを息子の家庭教師にしようとした。乱太郎の父ちゃんもしんべヱのパパも息子に格好良いところを見せようとしたが、風鬼は自分は息子に格好良いところを見せられないと判断した。
最後に利吉さんが風鬼を立てたのは風鬼が考えた「自分は息子に格好良いところを見せる事が出来ない」を息子のふぶ鬼に気付かせない為であろう。父親は息子に格好良いところを見せたいものなのだが、息子も父親の格好良いところを見たいものなのだ。それを「忍者の子供」である利吉さんは分かっていたのだ。

 

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