「お出かけ生物委員会の段」
『忍たま乱太郎』24期第16話
2016年4月25日放送
24期では初めての続き物。
15話とは直接繋がっていないようなので今回の話と次回の話の前後編となっている。
15話でまだ委員会に所属していない事が判明した浜守一郎を生物委員会が勧誘に来ると言うお話。委員会活動が無い守一郎は放課後は予定が無い事を見越して守一郎分のお出かけセットを用意して裏山に連れ出すとは生物委員会にしては珍しく策を用いた感じ。八左ヱ門のキャラクターだと「生物委員会に入ってください!」と最初に用件を言ってきそうなものだが今回は山奥に連れ込んだところでようやく用件を明かしている。
いつの間にか「おほー!」が生物委員会全員の掛け声に。原作でチラッと登場した一言がここまで発展するとは思わなかった。
視聴者にまで生物委員会の重要性をアピールする八左ヱ門に笑った。あの超アップはズルいw
五年生に顕著だが、原作にあった要素をアニメで膨らませてキャラが確立していく過程が見ていて面白い。
原作では「あっても無くても委員会」の台詞で守一郎は笑っていないのだがアニメでは大爆笑している。
『忍たま』は基本的にダジャレが多い作品なので今後も守一郎のダジャレに対する沸点の低さが描かれていくと思われる。アニメオリジナルストーリーでしんべヱと1話ガッツリ絡む話を是非作ってほしい。
野村先生のキザな部分も原作よりかなり誇張されて描かれている。
滝夜叉丸に似ているが、野村先生は滝夜叉丸よりさらに自然にキザな仕草が出る感じになっている。
こうして見ると野村先生は下唇が分厚かった頃と原作準拠のキャラデザになった今とではキャラクターが真逆になっている。演じている藤原啓治さんも驚いただろうなぁ。
最後の謎の包みをくわえて登場するしんべヱがメチャクチャカッコイイ!
こういうアクション場面で次回に続くと言うのは『忍たま』では珍しい。
「用具委員会もランチの段」に進む。