「迎えに来ないの段」
『忍たま乱太郎』24期第15話
2016年4月22日放送
原作にあった委員会の話を1話完結に再構成している。
前期で登場した浜守一郎の紹介編となっていて、彼がまだ委員会に所属していない事が語られた。
ダジャレに対する沸点が異様に低い浜守一郎だが、「岩が無い」=「言わない」であそこまで大笑いするとは……。
各委員会の話では今回メインだった図書委員会が可愛かった。
相変わらず恥ずかしがり屋の松千代先生と無口な長次のコンビが実に良い。特に長次の説得シーンは原作で大爆笑した場面だった。
怪士丸はこれまで表情が乏しい印象があったが今回は色々な表情を見せてくれる。普段が無表情に近いからかギャップでかなり可愛かった。ところで怪士丸って意外と女の子っぽい言動をするんだな。以前に女装した影響かな?
三木ヱ門の「よぉ、クラスメイト!」が妙にツボに入った。そう言えば、『忍たま』でこの距離感は珍しいかもしれない。
『忍たま』の新キャラの殆どは「実は昔からいたけれど顔や名前が出るきっかけが無かった」みたいな感じで、純粋に途中から忍術学園に加わったキャラは初期の喜三太と金吾を除けばタカ丸くらいしかいないのだが、タカ丸は四年生でも年齢は六年生と同じと言う設定で三木ヱ門達もクラスメイトと言うより先輩に近い接し方をしている。こうして見ると、実は浜守一郎は『忍たま』では初となる「オーソドックスな転入生キャラ」である事が分かる。今まで実はいなかった「オーソドックスな転入生キャラ」として今後の浜守一郎と四年生のエピソードに期待したい。
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