「美しいドケチの段」
『忍たま乱太郎』19期第22話
2011年5月4日放送
おりん婆さんから借りたお金を返さないって凄いよな……。村一番の大男で力持ちらしいから最終的には力にものを言わせて踏み倒せると考えたんだろうけれど。
大男が相手でさすがのおりん婆さんも躊躇い、おりん婆さんに頼まれたきり丸も躊躇ってしまうのだが、こういう時こそ六年生を使う時だよな。文次郎、小平太、長次の3人なら勝てる!
借金を踏み倒した男の墓を建てて供養するおりん婆さん。
「お化けになって出てきたらもっと金を貸してやる」と言うおりん婆さんの言葉に男はお化けの振りをして出てくるが、おりん婆さんは「本当のお化けなら金は貸してやった」と言いながらお化けの振りをした男を追い回す。それを見たきり丸は「やっぱりおりん婆さんはドケチだった」と言うが、おりん婆さんは「自分が追い詰めた結果死んでしまったのなら、お化けになって出てきたらもっと金を渡していた」と言っているので死者に対する気持ちはあると思う。あくまで男はお化けの振りをしておりん婆さんを騙そうとしていたわけだし。
おりん婆さんときり丸の人生経験の差がよく分かる話。
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