「中BOSS BATTLE⑦ -中間圏-」
『封神演義』第105回
太公望は自分の復活を喜ぶ武吉を「心配かけたようだのう」「よしよし」と優しく抱き締める。太公望は意外と武吉と接触している事が少ないので、この場面は貴重。基本的に他人に対してどこか線を引いている太公望が泣いている武吉を素直に抱き締めると言うのが良くて、個人的に太公望と武吉の話で一番好きな場面である。
巨大な花が開いたら趙公明の顔がある!と言うインパクトがまさに趙公明!と言った感じw
「さらばだ趙公明! おぬしはなかなか面白い男であった!!」。
『封神演義』は戦争モノなので、趙公明のような純粋に戦いを求めるキャラクターは異色であった。もし『封神演義』が『キン肉マン』のようにリング上の戦いを中心にした作品だった場合、趙公明と太公望は仲間になれたんじゃないかなと思う。
「中BOSS BATTLE⑧ -貴族没落-」に続く。