翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「雷蔵の決断の段」 『忍たま乱太郎』21期第68話

雷蔵の決断の段」
忍たま乱太郎』21期第68話
2013年7月3日放送

 

前回の続き。
今回の話で「鉄砲隊は顔が命」「孫兵のペットが逃げて忍術学園が大騒ぎ」「新しいトカゲの謎」「豆を移す習の術」「雷蔵の決断力を鍛える」と言ういくつものエピソードが一気に結末を迎える。これだけ多くのエピソードを無理無くまとめた構成力の高さに感動する。

 

短筒を構える虎若が格好良い!

 

今回は色々な忍者が忍術学園に忍び込むと言う危険な状況なのだが、敵忍者を見付けた一年は組の豆を移す習がホノボノしていて良い感じに緊張感が薄れた。
虎若の短筒も豆を移す習に掛けて玉を豆にして犠牲が出ないようにしたのが上手い。
この前は失敗してしまった乱太郎達の豆を移す習が今回は成功で終わったのも良かった。

 

今回は雷蔵の成長編となっていて、実力者である事が描写されている三郎や勘右衛門を上回る推理と決断力を発揮している。

 

原作と違ってアニメでは鐘楼を鳴らすヘムヘムと言うキャラクターがいるので、雷蔵はちゃんとヘムヘムに許可を貰ってから鐘楼を破壊する作戦を実行に移している。
原作回をアニメ化する時にこう言う細かい部分でアニメオリジナルの設定を守ってくれると嬉しい。

 

アニメではドクササコ忍者は登場しないで終わったが、原作ではドクササコの凄腕忍者は全てを見ていて、生徒の迷い癖を治す為にあれこれ仕掛けをする忍術学園の姿勢に感心し、部下達も忍術学園に入学したら使える忍者になるかもと呟いている。これは次の「看板盗難事件」の伏線とも言える。

 

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