翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「海賊たちのワナ」 アニメ『DRAGON BALL』第50話

「海賊たちのワナ」
アニメ『DRAGON BALL』第50話
1987年2月11日放送

 

原作の第74話「海賊たちの罠」と第75話「海賊港の伏兵」をアニメ化した話。

 

これまでアニメのレッド総帥はコミカルな場面が無い威厳ある敵キャラクターとして描かれていたがブルー将軍編に入ってからは余裕が無くなって怒鳴る場面が増え、今回の話では遂に自分の背が低い事を気にしている事が明かされる等、威厳がどんどん無くなっていく。

 

アニメではブルー将軍の隊のB班がカメハウスを襲撃するが返り討ちにされた事が本部に報告されていて、ブルー将軍はドラゴンボールに加えて海賊の宝も手に入れる事で失敗の埋め合わせをしなければいけないと言う展開になっている。又、レッド総帥がドラゴンボールを最重要視している事が強調されていて、これらの描写は後にブルー将軍がドラゴンレーダーを手に入れたがドラゴンボールは手に入れられなかった事で処刑を宣告される展開に繋がる。

 

軽口で「矢でも鉄砲でも……」と言う事があるが本当に矢が飛んでくる展開はベタだけれど笑ってしまった。

 

原作よりも海賊の罠が増えていて、骸骨の目から出る光に当たると作動する落とし穴がある。
ブルー将軍が見付けた秘密の道に巨大なデンキウナギがいたが、これは罠と言うより洞窟が無人になった後に野生生物が棲みついた感じかな。原作ではブルー将軍の強さはクリリンとの対決まで謎だったがアニメではこの時点で巨大デンキウナギを片手で絞め殺す強さを見せている。

 

海賊ロボットの攻撃を間一髪で避けたブルマの髪が切れた直後に髪の無いクリリンで全く同じ展開をしたのは思わずフフッと笑ってしまった。

 

海底のガードマン」に続く。