「聖地カリンの親子」
『DRAGON BALL』其之八十四
今回から舞台は聖地カリンとなる。
ウパやボラの感じからインディアンをイメージしているように思える。
今回登場するイエロー大佐は虎男。
レッドリボン軍のネームドキャラでは珍しく動物型の人物であるが色々とキャラが濃かったブルー将軍の後ではなんとも影が薄い。
ボラが投げた槍がレッドリボン軍の兵士を貫いた場面に驚いた。
海賊の洞窟でも兵士が死ぬ場面はあったがその時はまだギャグを挟み込んで死を誤魔化していたのだが今回は真正面から死を描いている。
前回までのペンギン村編でギャグは一段落となったのか今回の話から『DRAGON BALL』はシリアス度がグッと増した。
悟空相手にシルバー大佐、ホワイト将軍、ブルー将軍が倒され、今度はボラにイエロー大佐の軍が一人を除いて全て倒されてしまった事で遂にレッド総帥は殺し屋・桃白白を使う事を決める。
この時点でレッド総帥はもうレッドリボン軍の部下達に見切りを付けてしまったところがあり、その気持ちが表に出た時、レッド総帥の身は破滅する事となる。
「殺し屋“桃白白”」に続く。