「最後の龍球」
『DRAGON BALL』其之九十七
たった一人のガキがレッドリボン軍を全滅させた事を知ってさすがの金髪ランチもビックリ。彼女がここまで驚いたのって他に無いかも。
たった一人でレッドリボン軍を壊滅させた悟空の強さに対して亀仙人は今の自分より強いかもしれないと言い、それを聞いたヤムチャとクリリンは最後のドラゴンボール探しに自分も付いていって悟空と一緒に修行をする事を決める。
ちょっと前までは殆ど互角だったのだがこの辺りから悟空と他のメンバーの強さに差が付き始める。その理由の一つに「ヤムチャ達は悟空の行動を後追いしている」と言うのがある。
悟空が一人でドラゴンボール探しをして強くなったのを知ってヤムチャ達は最後のドラゴンボール探しに付いていく事にした。又、悟空が第22回天下一武道会の前にカリン塔に登っていたのに対してヤムチャ達は第23回天下一武道会の前にカリン塔に登っていて、悟空が第23回天下一武道会の前に神様の修行を受けたのに対してヤムチャ達はベジータ襲来の前に受けていて、悟空がベジータ襲来の前に界王様の修行を受けたのに対してヤムチャ達はベジータ戦の後に修行を受けている。これではいつまで経ってもヤムチャ達は少し前の悟空の強さレベルが限界となる。
実は人造人間登場の前に悟空がクリリンに一緒に修行をしないかと誘っているのだがクリリンとヤムチャは悟空達の修行に付いていけないとして断っている。悟空と一緒に修行をしたピッコロが超サイヤ人に匹敵する強さを得ていた事を考えると、ここでクリリンとヤムチャが悟空と一緒の修行をしていたら何かが変わっていたかもしれない。
ドラゴンボールの特殊な電波は生命体に囲まれるとレーダーにキャッチされないらしい。印象に残る設定ではあるが実際にこれが使われた場面は意外と思い浮かばない。まぁ、ドラゴンボールを飲み込む生命体なんてそうそういないだろうしね。
「占いババ」に続く。