翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「事件の本質の段」 『忍たま乱太郎』16期第38話

「事件の本質の段」
忍たま乱太郎』16期第38話
2008年5月21日放送

 

前回の続き。

 

射場亨と貝原太郎の名前を楽しそうに間違える土井先生。この人って本当はいじめっ子だよねwと思う場面が度々ある。特に敵に対する扱いが結構酷い時がある。

 

オーマガトキの敗因が明らかに。
夜に掛け声をかけているのは恐怖心を隠そうとしている。
部下がむやみに怒鳴るのは軍が疲れて戦意を失っているから。
上司が部下にくどくど話しかけて馴れ馴れしいのは部下に信頼されていないから部下にベタベタとすり寄っている。
賞状や賞金を乱発するのはリーダーが行き詰っている証拠。
これらは現状を打破する具体的な策が無いので心理的な不安をどうにかしようとする事から出る行動。でも、結局のところ、これらって気持ちでどうにかしようと言うだけで現状打破には何の効果も無い。
他にも旗印がやたらと動いているのは内部が乱れている証拠で、城主がケチなのに賞状や賞金を乱発する武将がいると言う事はその武将の行動は城主の意思とは無関係と言う事であり内部のシステムがボロボロになっている証となる。
さらに人間が生きるのに必要な兵糧が不足し、さらに忍者もたった二人(それも本職ではなくて元は足軽だった二人を急ごしらえで忍者にし、それ以外は農家に金品を渡してアルバイトとして雇うほど)で情報収集もままならぬ有様。
書いてみて改めて思ったが、これは確かにオーマガトキに勝ち目は無い。

 

今回のシリーズはタカ丸の「物を教えてもらうのに年は関係無い」や今回の組織の行き詰まりの話等、戦国時代に限定されない現在の職場にも当てはまる話なので、ビジネスマン向けに紹介したいくらいである。

 

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