「ドクたまの新入生?の段」
『忍たま乱太郎』25期第13話
2017年4月19日放送
八方斎もすっかり好々爺になったね。
今回は「後輩が出来る事によって責任感が生じるようになる」と言う話だったが、八方斎もドクたまと言う子供達が出来た事で変わったところがあると思う。
「後輩が出来て責任感が生まれた」で二年生の左近を出したのが上手かった。
二年生はつい最近まで最下級生だったのだが乱太郎達が入学する事で先輩になった。左近は八方斎と遭遇した時に乱太郎を逃がして自分一人で足止めしようとしたが、恐怖している事が相手にすぐ伝わるなど忍者としてはまだまだであった。この左近の反応によって彼がまだ先輩になったばかりで経験不足なのが分かる。経験不足で敵と戦える実力を持っていなくても乱太郎を逃がそうとしたのは先輩としての責任があるから。八方斎が求めていたのはまさにそれであった。
忍術学園が「学校」に見えてドクタケ忍術教室が「塾」に見えるのは学年制度が有るか無いかが理由の一つかな?
ドクたまの後輩として用意されたのはドクタケ忍者の子供達。てっきり、ドクタケ忍者本人が子供の格好をするのかと思ったが違った。
石山優子さんの脚本は全体的に「優しい世界」になっている。
「偉そうな長老の段」に進む。