「逃げ方をためしてみようの段」
『忍たま乱太郎』25期第19話
2017年4月27日放送
色々と原作から変更されている話。でも、原作での落とし穴に落ちた乱太郎が三年生に変装した上級生に助けられた場面は「失格になるんじゃないの?」と疑問に思っていたのでアニメでの変更は納得。逆に利梵は忍たまではないので助けられたら失格のルールに当てはまらないと言う部分をアニメでカットしたのは残念。
忍者にとって大切なのは「戦って勝つ」ではなくて「生き延びる事」なので、生き延びるのに必要不可欠な「逃げる」事は忍者にとって必須科目。忍たま見習いの利梵がまず逃げ方を習うと言うのは基本に則っていると言える。
忍たまではないので「忍たまのお約束」には当てはまらない利梵。主人公のような活躍であるが、面白いのは「利梵が凄い」ではなくて「利梵は忍たまに課せられた制約の影響を受けないから活躍できる」とした事。裏を返せば、物覚えや理解力が悪くて石を投げたら必ず味方に当たってしまうと言う一年は組も「忍たまのお約束」だからそうなるのであって、もし彼らが忍たまでなくなったら、その制約も無くなり、今回の利梵のように活躍する事が出来るかもしれないとなった。実際、一年は組の個人個人の能力は一年生のレベルを超えていると言えるし。
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