翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「学園長の特別講義の段」 『忍たま乱太郎』20期第15話

「学園長の特別講義の段」
忍たま乱太郎』20期第15話
2012年4月23日放送

 

今回の話と同じ事は政治とか経済とかスポーツとか地域とか色々な所で起こるものだが、やっぱり相手を罵る姿って他から見たら醜いもんだよね。学園長と八方斎の間にはこれまで色々とあったのだろうけれど、やっぱり相手を悪く言っている姿は見ていて気分の良いものではない。
この言い争いの世界に取り込まれてしまうか、これはいけない事だと思えるかが未来の分岐点のような気がする。この話では学園長や八方斎は争いの世界にどっぷりと浸かってしまった「古い世代」で、山ぶ鬼はこれはいけない事だと思う事が出来る「新しい世代」と見る事が出来る。

 

乱太郎達やドクたま男子は今回はプロレスごっこをしていた。自分も子供の頃はプロレスごっこをしていたなぁ。(ちょうど『キン肉マン』全盛期だったので)
プロレスと言えば、八百長とはちょっと違うのだが、試合を組む為に相手と因縁を作る場合がある。たとえばAとBの試合を組みたい場合、AとBの間に対立が生じるように事件を起こし、その後も二人の間で恨み辛みが募ったり意見の相違が出るような場面をいくつか作り、いよいよリングで決着を付けなければいけないと言う状況になってから大きな大会で二人の試合が実現するとなる。
考えすぎかもしれないけれど、忍術学園の学園長とドクタケの八方斎が相手を罵り合う話でプロレスの話題が出ると言う事は、学園長と八方斎は忍術学園とドクタケの対立構図を作る為に両者の間に因縁を作ろうとしていたと見る事も出来る。二人が対立構図を作って一体何をするつもりだったのかまでは分からないが……。

 

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