「伏木蔵の事件の段」
『忍たま乱太郎』20期第25話
2012年5月7日放送
スリルとサスペンスを求める伏木蔵が些細な異変を察知して推理を展開する。
「忍術学園ではスリルとサスペンスはそうそう起こらない」と言う結論だったが、時代背景を考えたら敵の忍者が潜入しているかもしれないと言う伏木蔵の推理の方が可能性が高い。
忍術学園ではスリルとサスペンスは起こらないと言うのは戦国時代と言う動乱の世の中において忍術学園は一種の楽園みたいな場所であると言う事なのかな。
きり丸は小銭と手裏剣の音は聞き分けられるのに「お墓を掘る」と「お宝を掘る」は聞き間違えてしまう。この回に限らず、きり丸としんべヱは自分に都合の良いように物事を聞いちゃうところがある。
喜三太の作ったナメクジさんのお墓が豪華。
いつもこんなに立派なお墓を建てているのかな? それとも、何だかんだ言って、きり丸が頑張って手伝ってくれたのかな?
今回のテーマは「思い込み」かな。伏木蔵は事件が起きていると思い込み、きり丸はお宝を掘ると思い込み、しんべヱは草を野菜サラダと思い込んでしまう。でも、最後のナメクジさんが安らかに成仏するようにと言う喜三太の祈りは思い込みではなくて本当に成仏出来たと思いたい。
声優さん繋がりで乱太郎に謎解き役をしてもらいたいのだが何故かそういう話は全く無い。いつの日か少し低めの声で大人でも解けない難事件を華麗に解く名探偵乱太郎を見たいものだ。
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