「マッスルタワー突撃!!」
『DRAGON BALL』其之五十七
今回から北の雪国ジングル村を舞台にしたマッスルタワー編が開始。
雪山に放り出された悟空は危うく凍死するところであった。どれだけ体を鍛えても暑い寒いは克服できるものではないらしく、後の人造人間編でも北に向かったクリリンや天津飯が寒さを訴える場面がある。
今回のスノ母子からの説明で悟空は今の自分が戦っている敵がレッドリボン軍で倒すべき悪い奴である事を知る。
銃を持ったレッドリボン軍がスノの家を襲うが悟空はそれをあっさりと撃退する。レッドリボン軍は「史上最悪の軍隊」と言われているが、今の悟空は相手が銃を撃つ前にパンチとキックを繰り出せるレベルになっているので、レッドリボン軍がどれだけ数が多くて武器が豊富でも敵ではない。
いくら強くても寒さはどうしようもない悟空はスノの服を貸してもらってマッスルタワーに突撃する。原作の悟空は服のバリエーションがあまり無いので帽子を被って厚手の服を着ている姿はかなり貴重。
ラストシーンのマッスルタワーの最上階の中から悟空を見下ろすホワイト将軍とマッスルタワーの外からホワイト将軍を見上げる悟空の構図。今回のマッスルタワー編はこの両者の見上げる見下ろすの構図が崩れていって最後は同じ高さになっていくと言う流れになっている。
扉絵でマッスルタワーの入り口の近くに雪だるまがある。レッドリボン軍の兵士達が作ったと考えるとちょっとカワイイw
「マッスルタワーの恐怖」に続く。