翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「涙の寄り道の段」 『忍たま乱太郎』20期第57話

「涙の寄り道の段」 
忍たま乱太郎』20期第57話
2012年6月20日放送

 

牡丹と利梵にぼた餅を届けるようにと乱太郎達に頼む食堂のおばちゃん。牡丹達の現状が気になっていたが、食堂のおばちゃんが差し入れをしてくれていた事が分かって一安心。

 

今回は母ちゃんが忍び込んだ屋敷で大きめの爆発が起きたり、母ちゃんを追う人物が刀を持っていたりといつも以上に「死」と言うのを感じるところがあった。

 

母ちゃんが危険な忍者の仕事をしている事を知った乱太郎。おそらくこれが山田先生や利吉さんなら特に気にならなかったのだろうけれど、自分の母親と言う日常の象徴が命の危険と隣り合わせの仕事をしていると言うギャップに乱太郎はショックを受け、自分が目指している「忍者」の現実を改めて考える事になったのだろう。

 

乱太郎の母ちゃんが命懸けの仕事をしている理由。おそらくそれは乱太郎の忍術学園の学費を稼ぐ為と思われる。劇中では語られていないが、おそらく乱太郎はその事まで分かったので、最後も忍術学園の外で遊ぶ事を良しとせず寄り道せずに忍術学園へと帰っていったのだろう。(乱太郎がきり丸としんべヱに早く帰るよと言った理由を説明しなかったのも、これはあくまで乱太郎個人の話だからなんだろうな)
「母ちゃん。私、一生懸命忍術の勉強をして一流の忍者になるから」。

 

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