「かかわったら最後までの段」
『忍たま乱太郎』20期第72話
2012年7月11日放送
同じ五年生の主役回だと勘右衛門の「掛け軸はどこだの段」があるが、今回の話と比べると勘右衛門と八左ヱ門の違いがよく分かる。
勘右衛門は特に気にせず乱きりしんの手伝いをしたが八左ヱ門は仕事を頼まれたのが乱太郎達なら最後まで自分達で頑張るようにとする。そして勘右衛門は掛け軸の行方を最初から分かっていてもまずは乱太郎達に考えさせて最後に答えを示したのに対し、八左ヱ門は最初に泥棒の行き先を伝えている。
「掛け軸はどこだの段」と今回とでは事件の内容が違うと言うのもあるが、勘右衛門は「考える事」を、八左ヱ門は「諦めない事」を重視している感じ。
乱太郎達の危機に遠くから微塵を投げて泥棒を退治する八左ヱ門。おそらくずっと乱太郎達の様子を見守っていたんだろうな。彼の責任感の強さが分かる話であった。
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