「ドラゴンチーム解散」
『DRAGON BALL』其之二十三
最初のシリーズである「ドラゴンボール探し編」も今回の話で終了。
扉絵はレギュラー陣の集合絵となっている。ヤムチャだけ近くを飛んでいる蝶々を見ているが、これは何の意味なのかな?
「おじいさんをふみつぶしたのが自分だったなんて、いわないほうがいいでしょうね…」。
ブルマにしては珍しく悟空を気遣った発言。悟空がじいちゃん大好きなのを分かっているからであろう。(今回の話でも悟空は自分の尻尾が無くなった事は気にしないがじいちゃんに貰った如意棒はちゃんと回収しているし、じいちゃんの形見のドラゴンボールを見付ける事を一年後の目的にしている)
怪物猿に変身した悟空の事を「宇宙人じゃないのか?」と考えるウーロン。
妖怪や怪物がたくさんいて、そもそもウーロン自身が変身できるのに、怪物猿に変身する悟空を「地球の存在ではないかも」と言うのは少しおかしい感じがするが、おそらく「怪物猿に変身する」よりも「圧倒的な破壊力を持つ」についてウーロンは「地球のレベルではない」と考えたのかもしれない。(ラディッツによると怪物猿は一匹で地球人を滅ぼせるレベルだった)
いつの間にか女性が苦手なのを克服していたヤムチャ。
よく見ると前回の話で怪物猿から逃げる為にブルマを抱えている。
女性が苦手なのを克服しないといつまで経っても結婚できないと考えるヤムチャだが、まさか女性が苦手なのを克服できても結婚は出来なかったとは思ってもみなかった……。
それにしても、この頃はブルマの方からラブラブだったのになぁ……。
ウーロン「悟空、元気でなーっ」、
悟空「ウーロンもなーっ!!」。
近い年齢の男同士だからか、悟空とウーロンは実は結構仲が良い。
「世の中にはいろんなやつがいたんだな! おもしれえぞーっ!!」。
ブルマに連れられて初めて出た旅を終えての悟空の感想。
この時の気持ちが今後の悟空の人生を決定する事となった。
「亀仙人の修行料」に続く。